Call me by your name(君の名前で僕を呼んで)2017年

 ◆オススメ度(★〜★★★★★):★★★★

 

◆キーワード:

#恋に性別は関係ない

#人の精神と身体は、ありのまま、尊重されるべき

 
◆内容と感想:多国籍な背景をもつユダヤ人インテリの父母の下で音楽と語学に興味と才能をもつ美しい少年が、父親に招待されてやってきた大学院生の青年と南イタリアでのバカンスを共に過ごす。少年は、その青年に恋をした。その心を、青年も父母もとても大事に受け止めた。夏が終わる頃、青年は地元に戻って、女性と結婚した。父と母は、失恋した少年の心を慰める。どんな恋も可能だと言いながら。
 
バイセクシュアルなのは、とても自然なことだ。人が人に惹かれるのに、男も女もないんじゃないかなと、ずっと思ってきた。この映画を見て、そのことを確信するようになった。大人たちが少年のセクシュアルな目覚めをとても大事にしているところに感動を覚えた。こんなに思いやりがある大人たちに囲まれて育った少年は、きっと心がすごく広くて暖かくて、セクシーな大人になるんだろうな・・・