韓国傑作ドラマ批評(4):학교 2013 (学校 2013),2012年12月~2013年1月,KBS

◆オススメ度(★〜★★★★★):★★★★★

 

◆内容:
高校生と教師が何に悩みどう対応するのかを通して,時代と社会の問題点を浮き彫りにし,同時に普遍的な友情・愛情がもつ救いの力を再確認させてくれる。
 
◆感想:
訳ありの親友同士を演じる,イ・ジョンソクとキム・ウビンのシナジーがとても良い。二人ともモデル出身なだけに,演技は等身大の高校生なのに,容姿は現実離れしているところが,ドラマ視聴者にとっては萌えポイント。
 
演出担当が이응복(イ・ウンボク)だと知り,納得した。このPDはのちに「太陽の後裔」「トッケビ」「ミスター・サンシャイン」等の人気作を演出することになるが,どれも絵が美しい。この絵の美しさは,作品をよく解釈していることから湧き出る解釈の美しさなのだ。